組織作り、仕組み作り

前職時代のアルバイト達と食事をしながら当時の話をする機会がありました。当時22歳のフリーターだがアルバイトリーダーだったH君(現在はサラリーマン)と、当時16歳女子高生で高1春の人生初バイトからの付き合いのYさん(現在は大学生2年生でバイト現役継続中)です。あと、当時の店長と。

私が辞めて2年と数か月。今現状の店舗の話を聞くと、状態は良くないようです。売上云々の話ではなく、スタッフの質が明らかに著しく低下したらしい。

まず、アルバイトリーダーになりたがるメンバーがいないと。つまり、責任を持つ(持てる)立場へ上がることの拒否。アルバイトは時給制ですが、時給が上がっても嫌だそうで、リーダーになりたいか聞いても断る(嫌がる)そうです。ただ単純に働きたいのでしょうか。で、現在次期リーダー不在。それによる連帯意識やまとまりの欠如、不足。

私がいた当時は優秀なアルバイトリーダーがいて、もちろん任命しようものなら喜んでやる、あるいは難しそうだが頑張ってみる、と言えるメンバー達がいました。

そのリーダー達は、キッチンにもホールにもいて、それぞれの連携意識もあり、課題ももちろんありながらも、しかし良い状態でした。(赴任当時の店舗状態はとてもひどかったが)

今は、そのひどかった時代に戻りつつあるらしい。
キッチンならつまみ食いとか、ホールなら手空き時間があるとか。明らかにモラルの低下です。

店舗は基本的に、定期的に社員配属が入れ替わるので、どの社員がいた時期かによって、●●時代、と称されるのですが、彼ら曰く大谷時代の2年間は・・

「一番管理、統制されていたのはあの時代。皆ピリピリしていたし、【仕事】って感じで真剣だった。でも、一番楽しかったのもあの時代。団結感も抜群だったし、シフトにも入りたかった。今はそんなに管理されてないが、ただゆるいというかふ抜けてるだけ。まとまりもないし、なんか距離があってバイト間で注意もし辛くなってしまった。」

らしいです。一企業でも当然にあり得そうな話だ。。
私は不器用なので、管理重視でありながら楽しさも引き出すというのはとても難しかった記憶があります。それがピリピリと言わしめてるのでしょうが(笑)。ただ、当時の店長は私の逆キャラ(さっぱり大らかで豪快、でも管理は苦手)だったので、2人でちょうど良い感じになっていました。お互いがお互いの得手不得手を補うような。

私が採用して一から育て上げた生粋の血を引く統率を重視するメンバーはネタで大谷チルドレンと言われてたのですが(小泉首相時代だったし)、その血を引くメンバーも生き残りはあと数人。このYさんもその一人。

その血を引き継ごうと次のバイト達に指導しようとすると、衝突もあるそうです。きっと、それをバックアップできる社員(味方)がいないからですね。

「だからもうその血はもう継承できなさそう、店は変わってしまった」と言っているのを聞いて、寂しく感じました。どれだけ新人から徹底的に指導教育をしても、次の世代もまた徹底的に育て上げ、水準を維持していかなければ質は下がっていく(戻っていく)という悪例だと思います。

話は離れますが、企業においても部署移動で管理者やメンバーが変わるということはあり得ますが、性質(厳しい系とか楽しい系とか)は変わってもいいと思いますが、質は落としてはなりません。どうせであれば、良いとこ取り(経験の蓄積)をしていかないと。

何十年何百年続く企業・組織作りを本気でしようと思うなら、誰が抜けても私が抜けても、良い意味で影響を受けない風土作りや、継承される仕組み作りをしていかなければなりません。

今の当社の状態からどこまで引き上げられるか、身の引き締まる思いです。

Comments

カテゴリー: 組織、人事関連記事   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">