良い上司とは

「良い上司って何だろうね?」
という話が知人と話している時に出ました。

「上司に恵まれない」というよくあるセリフがありますが、恵まれない=良い上司ではない(少なくともそう感じてはいない)ということであるのであれば、【良い上司】ってなんだ?という話です。

よく褒めてくれる、給与を上げてくれる、無茶振りしない、呑みに誘ってくれるor呑みを強制しない、面倒見が良い、管理が出来る、気遣いができる、仕事ができる(成果を出せる)、etc・・

上述以外にも色々あるとは思いますが、私はどれが正解ということはないと思います。

もちろん、何でも条件を付けていいのであれば、上述のような要素はほとんど挙がってくるかもしれませんが、上司も所詮は一人の人間です。理想を望むのは無理でしょうし、ましてや部下(以外も含めて)全員に認められる文句無しの上司というのは、世にどれだけいるかもわかりません。

誰かの理想となり得れば、一方で誰かからの評価が下がることもあるでしょう。厳しくしてほしくない人もいれば、厳しくしてほしい人もいるように。

部下全員に好かれても、その上司の上役や会社からすると、それは優れた上司像ではないかもしれません。会社においては優れた業績を叩き出せる人が良い上司(社員)ともいえるでしょう。

いずれにしても、結局優れた上司像は、それを評価・判断する人の立場や性質によって大きく異なってしまいます。

「上司に恵まれない」というセリフはその人自身の理想像からくるものだと思いますが、恐らくこのセリフを一度でも口にしたことがある人は、普通であれば数人以上の上司の下で働いたことがある人だと思います。そうでないと、比較できないはずだからです。

では、なぜ恵まれないと思うのか?考えられる要素として、大きくは2つじゃないかと思います。
・ほんっとうに、恵まれていない(笑)もう先程の条件全てを持ち合わせておらず、他にも取り立てて良い要素がない。(本当にそんな人がいるのか??)

・恵まれないのではなく、自分自身が適合出来ていない。

つまり、外的要因か内的要因のどちらかということですが、私は大半は後者ではないかと思っています。

「適合」というのは、
・【対象】で言えば、会社やチームや上司や同僚などです。
・【能力】で言えば、職能(スキル)や志向性(方向性)などです。

これらの要素に関して適合値が低いと、当然ながら仕事への満足も上がりませんし、ましてや仕事についていくことすらままならなくなっていきます。そして、それが上司のプレッシャーへと繋がり、上司への責任(要因)転嫁になっていくでしょう。

多くの職場では良くも悪くも上司を選べないことと思います。そうであるなら、自分自身が適合していくしかありません。

それが出来なければ、たとえ上司が異動で変化しても、自分が部署異動したとしても、あるいは転職したとしても、働く以上は永遠に同じ壁に当たることになってしまいます。

これを克服し、さらに上の意識レベルで考えるなら、その上司を追い抜き、その上下関係すら克服すべきです。つまり、出世するべく必死の努力をすべきです。

そうすれば、その悩みも軽減するでしょう。

ええ、もちろん出世すれば、次の悩みが出てくることになります。
そう、中間管理職ならではの、【板挟み】というやつですね(笑)

不満を言う側から、言われる側に変わる瞬間です。
しかも、一番上でない限りは、上からも下からも言われるのでタチが悪いです(笑)

・・人はそうやって成長していくのだろうな。

という話を、中間管理職の知人とした、という話でしたw

Comments

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良い上司とは への2件のコメント

  1. hisho より:

    良い上司とは「部下の成功を真摯に考え、乗り越えられる最高の試練を与え、その達成をサポートする人」だと思いますよん。部下が上司に適合できるかはもちろん大事だが、上司が部下の考えている領域まで降りていくということもとても大事だと思う。部下が何を考えどんなキャリアを作っていきたいのかを汲み取り、与える事が出来なければいけないんじゃないでしょうか。

    しかしまあ当然意識として、部下の仕事へのモチベーションが高い=仕事で成功するために頑張りたい!って思ってる事が最低要件だな。

    もしこれが無いのだったら、「部下に恵まれない」っとこぼしながら、場末の居酒屋でビールを流し込むしか無いのでしょう。

  2. m.otani より:

    確かにその通り。そして、部下が相対する上司は1人からでも、上司が相対する部下は1人どころではないから、なお大変。しかし、それをくみ取ってくれる部下は限られるし、それに甘んじる上司も駄目。部下の成長が最大の喜びと言える上司が多い企業は素晴らしいと思う。

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