前職の話①当時教育されたことを振り返ってみる

私は前職でチェーンレストランを運営する某企業に勤めており、店舗に配属になっていました。
その前職まではイタリア料理の料理人として職人の世界にいた私ですので、非常に多くの課題が前職へ転職した際には待っていました。

チェーンレストランの運営社員としての業界知識・オペレーション技術・人員管理や教育・コミュニケーション・etc・・

料理人としてのスキルはあれど、ある意味そんなものは必要としないチェーンのしかも運営社員の仕事としては本当に苦労の連続でした。

そんな私が最初に配属になった店舗は大阪の某ショッピングモール敷地内にある店舗で、まだ新店としてオープン半年ほどの店舗。そして、新店だけに当時その店舗の店長は仕事に厳格な相当に厳しい人でした。

後から分かったことですが、その店長はその企業の社員の中でも厳格なことで有名で、一般社員の成長意欲が高い人はその人と一緒に働きたいと言う人が多い人でした。てっとり早く成長するには、その人の下についてしごいてもらうのが一番早いということですね。

もちろん、皆がそのような意欲を持っているわけではないので、そうでない人はその人の下だけは嫌と言っていたようですが。。

私は確実に前者だったので、入社後最初にその人の下に配属されたのは今でも運が良かったと思っていますし、今でもその人に感謝もしています。

そんな私はそれから半年間、徹底的にしごかれました。半年~1年で全店舗の数年選手を抜いて出世することが目標でしたので非常に有難かったですが、当然へこたれたりもしました。その辺りは、職人時代に鍛えられた根性で乗り切ったという感じでしょうか。

そんなある日、人事異動が発表され私は奈良県にある某5年連続赤字店舗への配属が決まりました。

若手の成長株として他店の先輩社員からマークされ出していた私でしたが、その時「あいつは終わった」という話が流れた程、その店舗に配属になった社員は腐っていくという店舗でした。

この時のショックは今でも覚えています。それはその店舗に配属になったことではなく、その店長の下から離れることに対してで、これで成長が遅れる。。と嘆いた時のことは今でも鮮明に思い出せます。

その当時の店長から教育されたことは数えきれない程ありますが、その中で今も私が気を付けていることがあります。

いくつもありますが、その中の一つは、下の人の前で(上司とアルバイトの中間にいる社員に対して)きつく怒らない、あるいはきつく指摘しないということです。

これは、簡単な指摘であればもちろんその場で言われますが、叱りやきつく言わなければならない時には人目につかない場所に呼び出されてからか、そのようなタイミングの時だけでした。

理由は、上司が下の人や部下の前でそれをしてしまうと、今度自分がそれを下の人や部下に指摘する際にその発言の威力が弱まってしまうということと、威厳を保てなくなるということです。

当時で言う下とは、つまりアルバイトやパートさんのことなのですが、彼(彼女)達は口にしなかったとしても知識面や技術(スキル)面、そして発言力や威厳を常に誰かと天秤にかけて比べてきます。

少人数制であればあまり関係ないかもしれませんが、こちらの発言や行動を見ている人が何十人もいる規模だと、「誰がどう感じて」「誰がどう言い広めているかもわからない」から、そのようなことにでも限りなく神経を遣えと言われたことを今でも覚えています。

ただこれの難しいところは、その場で指摘(現行犯的な)をするわけではないので、下手すると指摘する機会を損失してしまうんですね。この辺の判断は慣れでしょうか。

弊社でも規模が大きくなるにつれてどんどんセクションの分裂や上下関係の細分化が進んでいます。このようなことにまで気を遣える上司を育てていかないと、新人や若手が先輩として教育する側になった時に接し方を間違えてしまいかねません。

後輩の前であれよこれよと叩かれ続けて成長した社員が上司になった時に威厳がない・・という状況は何があっても避けなければなりません。

弊社のような若いメンバーが多い企業では、このような細かいこと一つの教育も年増の役割でしょうか。年増と言っても20代ですが(笑)

当時の教えで役に立っている内容は、後に振り返れるように徐々に書き綴っていこうと思います。もちろん、社員が見てくれて少しでも役立ててくれればというのもありますが。。後に配属になった店舗は5年連続赤字の店舗でしたので、それを引っくり返した時の方法論や苦労話なども少しは役に立つと思います。

・・・それ以前に、そもそも見ている社員はいるのだろうか(汗)

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